新型ウィルス感染症に併走された恋愛模様②

私に会わない間、どんなこと考えていたの?

「家族にバレちゃまずい」

女性側には身も蓋もない話ですが、これもありで…。

「これから自分の仕事、生活はどうなるのだろう、いつ収束するのだろう。不倫なんてしてる場合じゃない」

これも多かったです。
危機が起きると男性は削いでシンプルにしようとするのだな、と感じました。

「こうなってみて、…家族のほうが大事だ。家族を守らなきゃ」

これもありました。
自粛下でも家族に隠れて行動しつづけることに罪悪感を感じ、俺は何をやっているんだろう、と見つめ直す感じ、マジ目が覚めた、みたいな。

「仕事に暇ができ家にいるようになり、彼女とも会わず連絡も減ったが、意外にそれはそれで楽で快適なんだなと気づき、自分は関係はなくても困らないのだと思った」

これも多かったです。

女性が目の前のこと以外にも意識を広げ答えを探り安心しようとするのに対し、男性は目の前のことに集中、出していた支店は閉店して縮小、というような様子。

両者がとても違っていて驚きました。

あくまでもこれが正しく、すべてひとはそうであったといいたいわけではありません。
私がご相談を受けた方の中では非常にこの傾向が強かった、ということです。

また、このようなことを、最初からお相手にはっきり告げている方はまれです。
だいたいは、思っていて、でも云えない、でも実際連絡の頻度は減るので相手から理由をきかれる、その間に少しずつ、思うことを伝えていく。
ますます不安になった相手が何度もいろいろきいてきて、探られているようで、ああもうここまで、となる。

そういう流れが多いです。

このお話でもうひとつ、なるほどなあと思う傾向がありました。

自粛が解かれ、少しずつ元にもどっていった6〜7月、お仕事も忙しくなり余裕がなくなり感染の心配はまだあるのであまり出歩けない、ということでしたが、8月は一転、不倫関係の復活と大喧嘩のお話が多くなりました。

8月は例年でみても、心が夏休みモードになります。街はさらに自由に薄着にもなりますので視覚からも刺激が入ってきます。

今年は自粛の我慢期間とその後の忙しさから一気に行動が自粛期間中とは逆に針がふれた様子。

女性は復調、復縁を喜び、男性はあの時の気づきはどこへ、そのうちに両者がそれぞれの思いから感情の爆発で大喧嘩へと、花火のような8月でした。